祝杯角タンブラーの画像

祝杯角タンブラー

商品説明
自分だけができることに着目しました。 私の持っている機材の中で「必要ないかもしれないけどサイズを大きめに頼んでおくか」とサイズの大きいカットの機材を昔に注文しました。 しかし、大きいサイズが必要だったことはありませんでした。 大は小を兼ねますが、大の機材で小のカットしか行っていませんでした。 その機材は逆に言えば、他の職人から見たら常識外れ、特注品といった感じです。 つまり、その機材を最大限に用いたデザインは他の職人さんは作れないということになります。 それで思いついたのが丸いタンブラーを四角く角タンブラーにするという発想でした。 定期的に高齢の他の切子作家の方と技術的な話のやりとりをしています。 切子と言えば、本来底の色を全て取るもので、今ではもうほとんどどこもやってないということを教えて頂き、特注の機材ならそれが出来るからそれがオリジナリティになると教わりました。 底の色を取るのも先ほど言った大きい機材が必要ですので、これも他の職人さんにはできないデザインです。 底の色を取ると下部のクリアの抜けが良くなり、とても綺麗な仕上がりになりました。 今後も底の色を取るデザインを当工房のオリジナリティという形で作っていこうかと思っております。 製品のデザインのイメージは祝杯というイメージで作りました。 嬉しい出来事を好きな人とささやかに、穏やかにお祝いする。 そういうイメージです。 ほとんどの方は生まれてから丸いグラスしか使ったことが無いと思いますので、この角のエッジの利いた切子の手触りの良さをぜひ体感してほしいと思います。 また口元も最も口当たりが良いと思う形状に擦って細工をしております。 見た目だけでなく、手触り、口当たりからも職人が手作業で作っている物の良さを感じて頂けると確信しております。 自分用、贈り物、お店のブランドイメージアップなどにご検討頂ければ幸いです。
Copyright ©切子工房 箴光 All Rights Reserved.