商品説明
ブルゴーニュ型のワイングラスの第二弾ということで製作に取り組みました。
よくわからない方は前のページの「ワイングラス一覧」にワイングラスの型の説明をしておりますので、ご確認下さい。
第一弾で製作した三つ帯ワイングラスは菊繋ぎというカット数の多い文様を入れていおり製作に時間がかかります。
その対比で、シンプル寄りで値段を抑えた製品というわけで当工房オリジナルデザインの玉七宝を施してみました。
ベースとなっている七宝は、円形が無限に繋がっていく様子から、人のご縁がずっと続いていくようにという円満で人と人との和(輪)の大切さの意味合いが込められている縁起の良い柄です。
また仏教で述べられている「金、銀、水晶、瑠璃(るり)、瑪瑙(めのう)、珊瑚(さんご)、しゃこ」の七つの宝を表現し、あらゆる宝物が手元にある状態、つまり財産があり、繁栄している状態、裕福になるようにという意味合いも込められています。
その七宝の中心に丸い玉(たま)、転じて玉(ぎょく)を配置しました。
「玉(たま)」は球体を表す意味の他に「とても大切な物」という意味がございます。
玉座(ぎょくざ)、玉将(ぎょくしょう)、玉露(ぎょくろ)など全て「とても大切な物」という意味でつけられています。
玉は消し加工により、擦りガラス状に仕上げてあります。
さらに2段の玉七宝の下に3点で交わるように線を少しカットしてあります。
ここからさらにもう少しカットを加えようかと思いましたが、この玉七宝というデザインは引き算の美学もテーマであるので、あえてそこで止めました。
デザインがごちゃごちゃせずにスッキリした上品な感じに仕上がり、多くのカットが入っている製品にも見劣りしないかと思います。
三つ帯ワイングラスより7,000円ほど値段を抑えることに成功しておりますので、ご検討頂ければと思います。