商品説明
作品名の「クイーンズ・ギャンビット」ですが、これはチェスで最も有名な定石の名前のうちの1つです。ちなみに「ルイ・ロペス」という定石もとても有名ですが、私自身がクイーンズ・ギャンビットの定石からチェスを勉強していったこともあり、思い入れがあるのでクイーンズ・ギャンビットの選択になっております。クイーンという駒の前あたりのポーンという駒をギャンビット(犠牲)して、先に駒を取らせてあとの有利な展開を作ろうとする定石です。ギャンビットを日本語的に言うと、肉切骨断という感じです。犠牲を出しながらも勝利を目指すという定石をチェスでは「ギャンビット」と呼びます。デザインの根底の考え方として「チェスをテーマにするが、チェスのなにかしらをそのまま表現せず、切子の美しさと融合して、全く新しい形状、オリジナリティを提供すること」を念頭にしております。初期構想段階では、ポーンという将棋の歩にあたる駒を中心を共有して、上下に相対する形で配置しました。
これはまさしくクイーンズ・ギャンビットの相手のポーンを取るか取らないかの判断を迫られて相対していることを意味するデザインです。このポーンをベースに切子として美しくなるカットを融合させて現在の形になっています。ポーンがベースになっている、すなわちポーンがプロモーション(進化、将棋で言う成り)することでどのようにも姿を変えることができるという意味も含んでおります。カットが入り組んで複雑になっているので、見る人によって様々な見え方をするかと推測しております。皆様の中でポーンがどのようにプロモーション(進化)していくのか製作者の私も楽しみです。現時点で私は約30種類の美しくなる要件を把握しておりますが、それらをできるだけキャンパス(表面積)内に取り込んでチェスのテーマと融合させました。側面から見ても、上から見ても圧倒的な美しさがあるかと思います。
当工房らしいオリジナルで見ていて飽きない美しさがあるかと思います。私達の人生もなにかしらをギャンビット(犠牲)しながら最終的なゴールを目指していることかと思います。時間?お金?労力?愛する人?皆様が何をギャンビットして生きているかはわかりませんが、最終的な勝利を掴めるように幸運を祈ります。自分用、贈り物、祝い事、インスタ映え等にご検討ください。